現場の中国語「ギョーザを150グラム分」

ふたたび外食の現場から
日本人も大好きなギョーザの
注文法をお伝えします


大陸では茹で上げた水ギョーザが
一般的です


「水餃」shui3jiao3


残念ながら「ギョーザを一人前」
というオーダーは不可能です
下記の手順にて注文します


●まず「両」単位で量を指定


「両」は重さの単位で50グラムです


これはギョーザの完成重量ではなく
皮に使用した小麦粉の重量を示します


中国の「水餃」は主食ですから
あくまでも小麦粉が主役なのです


「一両:水餃五個」の店が一般的で
メニューには必ず最小注文単位が表示
されています


日本人なら一人「二両」で十分ですが
「三両起」と表示されている場合には
小麦粉150グラム分が最小注文単位です


●次に餡の種類を指定


横丁の軽食堂でも各種の餡があり
専門店では100種類にもなります


日本の「ギョーザ」に近いのは
「ニラと豚肉」の餡だと思います


「韮菜猪肉」jiu3cai4zhu1rou4


では「150グラム分のニラと豚肉ギョーザ」頼みましょう


「来三両韮菜猪肉的」lai2san1liang2jiu3cai4zhu1rou4de


「的水餃」の「水餃」は省略します


大陸では餡にニンニクを入れません
軽食堂ではテーブルに皮付きニンニクが
無造作に置かれているので皮を剥いて
齧りながらギョーザを食べるのが一般的です